帝京大SOの高本幹也、元オールブラックスのクルーデンから刺激 東京SGの一員に「レベルが高くて毎日充実」

東京SGの練習で汗を流す高本幹也(カメラ・大谷翔太)
東京SGの練習で汗を流す高本幹也(カメラ・大谷翔太)

 ラグビー・リーグワンの東京SG(旧サントリー)に今季加入する帝京大4年のSO高本幹也が31日、東京SGの都内練習に参加し、グラウンドで取材に応じた。司令塔として帝京大を大学選手権2連覇に導いた翌週から、東京SGの練習に参加している。「レベルが高くて毎日充実している。色んな先輩を手本にして、もっとうまくなりたい」と語った。

 身長171センチと大柄ではないものの、大学屈指の司令塔として活躍。東京SGには元ニュージーランド代表のアーロン・クルーデンも在籍しており「同じ10番で見本にしている。体感したことのないようなポジショニングやプレーが見られる」と刺激を受けているという。攻撃力を武器とする東京SGには、幼い頃から憧れを抱いていたという高本。「挑戦してみたい」と、昨季準優勝のチームに入った。

 田中澄憲監督も、「コンタクトも嫌がらない。サイズ関係なく、いい10番」と認めるルーキー。この日、最終学年の大学生が出場できる「アーリーエントリー」にも登録された。デビュー戦については「早ければ早いほうがいい」としつつ「焦らずに、体作りやスキルトレーニングを頑張りたい」。将来についても「日本代表を目指すが、サントリーで試合に出ることが近道。チームの信頼を得て、いい影響を与えられるようになれれば」と見据えた。

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