【巨人】「二度とあってはいけない」昨年の悔しさを糧に 原辰徳監督が作り上げる新しい巨人

スポーツ報知
優勝祈願のため宮崎神宮を参拝した原監督(カメラ・上村 尚平)

 プロ野球は1日、11球団(西武は6日から)が各地でキャンプインする。巨人は31日、キャンプ地の宮崎入りした。スローガン「奪回」を掲げて日本一を目指す原辰徳監督(64)は「昨年の苦い経験を今年爆発させる」とリーグ4位からの逆襲を宣言した。今年は3年ぶりに1~3軍が同じ宮崎県内でキャンプイン。支配下、育成計105選手による超サバイバルにより強いチームをつくり上げる。巨人担当・片岡優帆キャップが、コラム「見る」で注目のポイントを掲げた。

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 球団史上最長の監督通算17年目。原監督はキャンプイン前日の気持ちを「非常にフレッシュな心境」と表現した。その目はギラギラ闘志に満ちあふれていた。史上最大級の悔しさを糧にして新たな歴史を築く。その思いが伝わってきた。

 昨年は2年連続勝率5割未満で4位。21年は3位だったが、16年ぶりBクラスとなり「大惨敗」「88年の歴史(球団史)の中でもワーストに近い年」「二度とあってはいけない」と強い言葉を繰り返し、自分自身の采配や指導も含め猛省した。

 監督として09年WBC世界一、9度のセ・リーグ優勝、3度の日本一、歴代10位の通算1220勝。数々の栄光を誇る名将が、このままで終わるはずがない。父・貢さんから「毒を盛られても栄養にする」と教えられてきた。味わったことがないような大きな悔しさを力に変え、チームをどう立て直していくか。

 強い集団づくりへ競争はシビアになる。「実力のある者がきちんとゲームに出る考えは変わりません」と訓示したように、選手を見極める目は今まで以上に厳しくなるだろう。原監督の前回のBクラス翌年、07年はリーグ優勝。16年前と同じく逆襲に燃える指揮官の、一挙手一投足を刻みつけたい。(片岡 優帆)

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