【巨人】中継ぎ陣再建へ山田龍聖ら新戦力に期待! キャンプ、オープン戦でベスト探る…担当記者が解説

スポーツ報知
山田龍聖

 プロ野球は1日、11球団(西武は6日から)が各地でキャンプインする。巨人は31日、キャンプ地の宮崎入りした。担当記者が推す選手、または要注目ポイントとは―。

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 投手陣は、昨季リーグワーストの救援防御率3・78だった中継ぎを、どのような「適材適所」で再建していくか。新任の阿波野投手チーフコーチは、昨秋から各投手の強みやタイプの分析に注力。例として、昨季1軍登板がなかった2年目左腕・山田の威力ある直球に目を付け、中継ぎ起用の可能性を探ってきた。

 中継ぎの中でも、ロングリリーフやワンポイントなど、各投手の特長が最大限に発揮されるポジションを模索。個人名は伏せたが「数名に関しては、このポジションで頑張ってもらいたいというイメージは持っている」と明かし、春季キャンプ、オープン戦と調整を進める中でベストの形を探っていく方針だ。

 今回は1~3軍が宮崎でキャンプイン。ファームで特色を出した投手を1軍でテストすることも容易で、新戦力の台頭にも期待が高まる。中継ぎ再建という難問の最適解を見いだした時、V奪回は見えてくる。(投手担当・小島 和之)

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