DeNA・桑原将志外野手(29)が30日、キャンプ地の沖縄・宜野湾での先乗り自主トレを公開。「前さばき打法」を復活させて、「1番・中堅」での打率3割返り咲きを誓った。
もともとボールをとらえるポイントが投手寄りで、得意にしていた打法。2年ほど前から少しずつポイントが自分寄りに変化すると、バットが出にくくなるなどの「もろさ」を感じるようになったという。積極性を取り戻すため、年始から1か月間、前さばきを徹底。「(極端なイメージは)地面のボールも全部掘り出すぜ打法、くらいの気持ち」と意欲を見せた。
21年は打率3割1分だったが昨季は2割5分7厘に落ち込み、定位置だった1番・中堅を外れることもあった。「ずっと1番を打ちたいという気持ちはある」。リードオフマンが完全復活を視野に、キャンプインを迎える。(宮田 和紀)