【ボートレース】山口達也が逃げて優出一番乗り「自分もそろそろＧ１タイトルを取りたい」～Ｇ１江戸川大賞

　ボートレース江戸川のＧ１「江戸川大賞　開設６７周年記念」５日目は準優勝戦を中心に激しい攻防が繰り広げられ、ついに優勝戦のベスト６人が出そろった。

　自身の勝負駆けを実らせて優出一番乗りを決めたのが山口達也（３６）＝岡山＝。準優１０Ｒは外の攻撃を受け止めてインから力強く逃げ切った。「質のいいスタートが行けた。足は全体的に余裕があってすごく良かった。スリットも起こしも回ってからも良い。思いっ切りレースができる」とエンジンには満足げ。加えて「児島のオーシャンカップ（７月ＳＧ）出場は優出がノルマだったので良かった。ホッとしている」と表情が緩んだ。

　これでＧ１優出は通算１１度目となるが、不思議と優勝にはまだ縁がない。「同期の土屋智則（６２周年）、西山貴浩（６５周年）選手も当地のＧ１を勝っているので自分もそろそろＧ１タイトルを取りたい」。ファイナルは３コースから一撃を狙う。