【西武】6年目・西川愛也「出られるならどこでも守ります」…2023年12球団スター候補生

スポーツ報知
西川愛也

 プロ野球は2月1日、11球団(西武は6日から)が各地でキャンプインし、3月30、31日の開幕カードに向けてスタートした。うさぎ年となった2023年、ぴょ~んとスターダムに跳ね上がるのはこの選手たちだ!という候補生たちを、スポーツ報知の各球団担当がご紹介。ぜひご注目ください。

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 Hランプをともしたい。西武・西川愛也外野手(23)は20年8月16日の楽天戦(メットライフ)でプロ初安打となる二塁打を放ってから59打席、安打を放っていない。「進化して1本出ないと、その先は続かない」と絞り出した。

 トンネルから抜け出すべく、自主トレでチームの主砲・山川に師事。「言われたことは基本中の基本。練習で遠くに飛ばして、それがアピールになるという感覚があったのですが、あくまでセンター返し。そのエリアの中に打っていく練習をしました」。原点に立ち返ると、一筋の光が差し込んできた。

 昨季、安打こそ出なかったものの35試合に出場したのは首脳陣の期待の表れでもある。白紙状態の外野。定位置争いに割って入るつもりだ。「レギュラーを奪いたい。一番好きなのは中堅ですけど、出られるならどこでも守ります」。勝負の6年目、キャンプはA班(1軍)スタートが決定。まずはHランプをともしてみせる。

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