楽天の新外国人選手のマニュー・バニュエロス投手、マイケル・フランコ内野手、巨人から加入した育成のエスタミー・ウレーニャ内野手の3選手が30日、キャンプ地・沖縄で入団会見を行った。
巨人から育成選手として加入したウレーニャは「チャンスを再びいただけることにすごい感謝をしています。自分ができることを全部出して、チームに認めてもらって貢献できるように頑張りたい」と新天地での活躍を約束。昨年、イースタン・リーグで12本塁打、57打点をたたき出し打点王に輝いた若き助っ人は、自身のアピールポイントにプレーに自信を持てることを挙げ「特に守備でチームに貢献できるのではないかと思っています。守備の方でも貢献できると認めてもらえれば、打つ方でもリズムができて貢献できる」と戦力になることを誓った。
先発ローテ候補の左腕・バニュエロスは「「このチャンスをいただいたということにすごい感謝していますし、シーズンやるぞという気持ちでいっぱいになっています」と決意。メジャー通算130発のフランコも「体も問題なく、調整も順調にできた。準備はできている」と自信を見せた。
昨年は新型コロナウイルスの影響で、マルモレホスとギッテンスの合流が3月初旬にずれ込み調整に苦しんだ。その反省から石井一久監督は外国人選手の早期合流を熱望。指揮官の要望通りこの日、3人は日本人選手と共に現地入りし、キャンプインから調整を始める。