【高校野球】日大三島・加藤大登前主将が日本学生協会の優秀選手に選出、大学ではアメフトに挑戦

スポーツ報知
日本学生協会の優秀選手に選ばれた日大三島・加藤大登前主将(左)

 県高野連の理事会が30日、静岡市内で行われ、日本学生協会の優秀選手に選ばれた日大三島の加藤大登前主将(3年)に盾が贈られた。進学先の立命館大ではアメリカンフットボールに挑戦し、再び甲子園出場を目指す。

 野球部ではレギュラーこそつかみ切れなかったが、主将として声や言動でチームを盛り立てた。時には心を鬼にして仲間にゲキを飛ばすなど、先頭に立って昨年の春夏の連続甲子園出場へと導いた。表彰式後には「学校の代表として(賞を)いただけた。個人で喜ぶのではなく、日大三島に持ち帰って喜びたいと思う」と仲間に感謝していた。

 再び甲子園に舞い戻ることを誓った。昨年の11月に立命大のスポーツ健康科学部に合格。野球は高校限りで卒業し、大学からは185センチ、92キロの体格を生かし未経験のアメフトに挑戦する。それでも「チームプレーという部分では野球と似ている所はあると思う」。小学校1年から12年間、野球で培った経験を存分に生かす。

 すでに大学で野球を続けるチームメートと一緒に放課後はトレーニングで汗を流す。ウエートでは野球で鍛え上げた体をさらに“アメフト仕様”へとパワーアップ。アメフトの全日本大学選手権決勝は甲子園で開催され、「甲子園ボウル」と言われる。大学でも甲子園出場へ、「アメフトボールも買ったので早くボールに慣れたい」と目を光らせた。

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