女子のセンバツ、史上最多４５チームが参加し今年も東京ドームで決勝

　女子硬式野球の“春のセンバツ”「第２４回全国高等学校女子硬式野球選抜大会」が、史上最多となる４５チーム（４４校と１連合チーム）が参加して３月２３日に開幕することが３０日までに決まった。この日、全日本女子野球連盟などが発表。４月２日の決勝は昨年同様、東京ドームで行われる。

　同大会は２０００年に８チームが参加して第１回大会が行われ、女子野球の普及とともに規模を拡大。昨年は３８チームに増えて初めて決勝が東京ドームで行われた。今年は啓明学館（愛知）、学法石川（福島）、広陵（広島）、静清（静岡）、盛岡誠桜（岩手）、惺山（山形）が初出場、参加を取りやめた１チームがあるが、３年ぶりに出場する室戸（高知）、佐伯（広島）が加わり史上最多となった。

　準決勝まではこれまでと同様、埼玉県加須市で行われる。４月２日の東京ドームの決勝は、デーゲームで行われる巨人・中日戦終了後の午後６時開始予定で、中学生以上は１５００円（小学生５００円、未就学児は無料）が必要だが、当日の巨人戦チケットを持つ人は無料で観戦できる。

　昨年は延長タイブレイクの末、福井工大福井が神戸弘陵を破って初優勝した。組み合わせ抽選会は２月２日に行われる。