ツインズ・前田健太、今季日本人メジャー最低年俸から完全復活へ「100%準備ができている」昨季右肘手術全休

スポーツ報知
前田健太

 ツインズ・前田健太投手(34)が28日(日本時間29日)に本拠ミネアポリスで開催されたファンフェスタに参加した。ツインズの公式サイトによれば「(キャンプに向けて)100%準備ができている」と、右肘のトミー・ジョン手術で全休になった昨季からの巻き返しを誓った。

 前田はツインズ2年目の21年に開幕投手を務めたものの右肘痛を訴え、同年8月に手術を受けた。昨季は終盤に復帰する可能性もあったが、チームが3位と低迷したこともあってリハビリに充てた。

 今オフは通常のオフよりも頻繁に投げており、春季トレーニングは制限なしで臨むことを期待している。「(リハビリ期間は)時間が早く過ぎた。(復帰登板は?)緊張しすぎてぶつけるかもしれない」と笑わせる余裕もあった。

 4月には35歳になる。8年契約の最終年に入り、基本年俸は300万ドル(約3億9000万円)。登板数や投球回数などによって出来高が付いているものの、今季メジャー契約の日本人8選手では年俸は最低額。パドレスとの6年契約が終了するダルビッシュ有やエンゼルスと1年契約の大谷翔平らとともに、シーズンオフにFAになるだけに、渡米後3年ぶり3度目の規定投球回入りを目指したい。

 

野球

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×