瀬古利彦氏が日本人トップ安藤友香に期待「安定した力があるので近い将来20分切る」

日本人トップでゴールした安藤友香(カメラ・渡辺 了文)
日本人トップでゴールした安藤友香(カメラ・渡辺 了文)

◆大阪国際女子マラソン(29日、ヤンマースタジアム長居発着=42・195キロ)

 日本陸連マラソン強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦氏が総括会見を行い、今大会で4人がMGC出場権を獲得したことについて「女子マラソンのレベルが上がっていると感じる」と評価した。

 安藤の後半の失速には「風が影響した。安定した力があるので近い将来20分切る」と期待した。また15日のヒューストン・マラソンで日本女子歴代2位の2時間19分24秒をマークして優勝した新谷仁美(34)=積水化学=がパリ五輪を目指さず、記録を求めていく姿勢を示した件についても言及。「記録を出すのは陸上の基本」と話しつつ「リーダーとしては五輪を目指してほしい。彼女には18分台を出す魅力がある」と話した。

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