楽天・安田悠馬捕手が29日、今オフの合同自主トレで教えを受けたソフトバンク・柳田悠岐外野手からシーズン20本塁打のノルマを課されたことを明かした。
かねて熱望していたギータ塾への参加が実現し、日本ハム・清宮、阪神・佐藤輝らとバットを振り込んだ。間近で見た師匠のフォームに「めっちゃ格好いい」とほれ「真似してみよう」と“完コピ”の真っ最中。仙台市内の2軍施設での自主トレでは、体がよじれんばかりのフルスイングで快音を響かせた。
「打率も上がるのでは。20本塁打は打ちたいです」と自身に期待し、柳田からは「それくらい打てよ」とハッパをかけられたという。1年目の昨季は球団新人初の開幕マスクをかぶるも5試合で打率2割、1本塁打、1打点に終わった。ギータ打法で打撃開眼し、正捕手の座を勝ち取る。