◆ラグビー ▽リーグワン第6節 東京SG 51(17―6、34―7)13 相模原(29日、秩父宮)
昨季準優勝の東京SG(旧サントリー)は、今季1部に昇格した相模原(旧三菱重工相模原)に51―13で勝利。第2節から5連勝とした。
東京SGは前半16分、SOアーロン・クルーデンがPGを決めて先制。直後に3―3とされたが、同34分に自陣でのスクラムから攻撃を展開してCTB中村亮土が左サイドへキックパス。WTBテビタ・リーが受けると、約60Mを走りきってトライを挙げた。前半終了直前には、テビタ・リーの突破から相手インゴールに迫り、最後は左中間に走り込んだプロップ小林賢太がリーグワン初トライ。キックも決まって17―6で折り返した。
後半は開始直後、クルーデンが敵陣左サイドでのランから22Mライン内に進入すると、CTB中野将伍につないでトライ。27―6の9分には、WTB松島幸太朗が今季日本に復帰後、初トライを挙げた。右サイドの自陣22Mライン付近でボールを拾うと、一気に加速。パスフェイントなどで相手ディフェンダーを振り切り、70M以上を走りきった。同24分にフッカー中村駿太のトライで39―13。28分には、NO8テビタ・タタフが追加点を挙げ、試合終了を告げるホーンの後にBK河瀬諒介がダメ押しトライ。計7トライの猛攻で、東京SG自慢の攻撃力を見せつけた。