◆第12回「晴れの国 岡山」駅伝競走大会(29日、旭川・百間川ランニングコース=9区間42・195キロ)
陸上界の新ヒロイン・ドルーリー朱瑛里(しぇり、津山鶴山中3年)が地元で快走した。津山市チームの3区(3キロ)を走り、9分40秒で区間1位&区間記録を更新。「都道府県対抗が終わってからは雪であまり練習ができなかったんですけど、その中にしてはまずまずの結果だった」と振り返った。
15日の全国都道府県対抗女子駅伝で、中学2、3年が出場する3区(3キロ)に出走し、17人抜きの快走。9分2秒で区間記録も更新して話題になった。
その後は、雪の影響で思うように走れず、ジムで軽めのジョギングを中心に調整。この日、5位でたすきを受けると、3人を抜きトップが見える2位に浮上した。ドルーリーは「中間からペースが落ちて、後半も上げきれなかった」と反省も見せたが、2016年に倉敷第一中の金光由樹(当時中3)がマークした9分50秒の区間記録を10秒更新。「トップが見える位置で渡せたことがよかった」とうなずいた。
一方、大きな注目が集まることに関して「注目されすぎることはあまり好きではないので、そういった面ではちょっと…」と言葉を濁す場面も。周りからアドバイスも受けながら「自分なりに気にしないように、頑張っています」と明かした。
今後の目標については、「インターハイに出てしっかり活躍すること」。また、2月5日に滋賀で開催される全国中学生クロスカントリー大会にエントリーしている。