“バヤシ”の願いに、人気コーヒーチェーンが応えた。中日・岡林勇希外野手(20)が“相思相愛”のコメダ珈琲店と、今オフにも夢のコラボする可能性が28日、浮上した。
多いときで週3日以上も通う憩いの場。大ブレイクした昨季は最多安打、ベストナイン、ゴールデン・グラブ賞を獲得したが、今季タイトルを一つでも獲得すれば、同社の人気スイーツ「シロノワール」をアレンジした、世界に一つだけの「バヤノワール」をプレゼントされることが決まった。
ある取材中に、同店の話題になり、岡林は「コラボ商品があったら面白いですよね。(記事にして呼びかけたら)コメダの社長さんが読んでくれないですか?」と記者へ“提案”。関係者を通じコメダ側に連絡すると、商品化は難しいと回答されたが、完全オリジナルのミニシロノワール(仮称で「バヤノワール」)贈呈が決まった。
岡林が考案したのは3種類。一つ目は、岡林の好きなフルーツのいちごをふんだんに使い、チョコレートソースをかけた「いちごチョコ味」。二つ目は、岡林の実家にいる愛犬・プリンとマロンにちなみ、マロンペーストを挟んだシロノワールの上にプリンソースをかける「プリンとマロン味」。三つ目は、ホワイトチョコと赤いソースをかけて彩る「野球ボール型」。この中から、実現可能な1種類が岡林へプレゼントされる見込みとなっている。同社のマーケティング本部長の伊藤弥生さんは「大活躍された岡林選手がコメダを愛してくださっており大変光栄です。今季活躍したら、ぜひ『バヤノワール』を贈呈させてください」と楽しみにした。
岡林は「オフは、コメダのモーニングでいつも癒されています。いつも決まってコメダブレンド(ホット)のたっぷりサイズを注文します。(バヤノワールの提案に)光栄ですね。うれしいです。達成できなければ、お店で1日アルバイトするぐらいの気持ちで頑張ります」と意気込んだ。最近は、ファンからコメダで使えるプリペイドカード「コメカ」の差し入れもあるほど。球界初となるコメダとの“タッグ”へ向け、より気持ちを高ぶらせながらプロ4年目へ挑む。(長尾 隆広)