広島の秋山翔吾外野手が28日、レッズ時代の20年にチームメートだった新外国人デビッドソンの実力を絶賛した。「スプリングトレーニングのときの印象がすごく強い。すごくいいバッターのイメージ。レギュラーじゃない選手の中でバッティングはすごく抜けていて、印象的でした」と、かつての記憶を呼び起こした。
17、18年には2年連続20本塁打を放つなど、メジャー通算54発の強打者。昨季は3A86試合で32発を量産した長距離砲だ。「向こうは、みんな角度を付けてという打ち方で飛ばすには飛ばすけど、(デビッドソンは)何かそれよりも、しっかりボールをつかまえて飛ばしているな、打っているなという印象があった。いろんなボールに対応できるんだろうなというのはありました。今日もバッティング練習を見ましたけど『ああ、やっぱり変わらず、いい捉え方するな』と見ていました。一緒にできるのは楽しみ」と頼もしそうに語った。
この日、マツダ室内での合同自主トレで3年ぶりに再会した。来日2年目のマクブルームらも合流。「久々に外国人と英語であいさつしましたけど、ああ(英語を)忘れてるなという感じで結構、緊張感ありました」と苦笑いしつつ、日本になじむためのサポートも惜しまない考え。「野球に集中できる状況になれば、それがベスト。少しでも助けになれば。ライアン(マクブルーム)がいるけど、日本のことで、となった場合には。(自分の方が)ライアンより広島歴は短いですけど」と新たに加わった“家族”を歓迎した。