【阪神】新助っ人は“インテリ”?長身右腕B・ケラー、流ちょうな日本語披露「BKと呼んで」入団会見

スポーツ報知
ポーズを決めるジェレミー・ビーズリー(左)とブライアン・ケラー(カメラ・義村 治子)

 阪神の新外国人、ブライアン・ケラー投手(前レッドソックス3A)が28日、西宮市内で入団会見を行った。米ウィスコンシン州生まれの28歳は「長旅だったので疲れたけど、すごく日本は美しい国なので、そういうところに来られて本当に幸せ。とても興奮しています」と笑みを浮かべた。

 先発候補の右腕は、191センチの長身でスリークオーター。メジャー経験はないが、150キロ前後の直球とカーブ、チェンジアップ、カットボール、スライダーと多彩な球種を操り、昨季3Aで31試合に登板して6勝5敗、防御率3・27。通算では62試合で9勝9敗、防御率3・63、195回2/3で216奪三振の成績を残している。岡田監督は「クロスステップで、右打者は打ちづらい」と期待を示してきた。

 自身のセールスポイントを「球種を自由に操れて、どのカウントでも、どのボールでも投げられるのが、私の強みだと思っています」と紹介。新たな挑戦に「日本の野球に関してはまだ詳しく知らないけど、ファンが熱狂的ということはすごく知っているし、阪神タイガースは上位争いをするチーム。いっぱい勝ちをつけて、最低限は優勝という目標を達成したいなと思っています」と意気込んだ。

 知っている日本語を問われると、「ニホンゴガ、スコシワカリマス。デモ、マダマダデス」と流ちょうにしゃべり、報道陣を驚かせた“インテリ右腕”。チーム内には同姓で、入団2年目のカイル・ケラーがおり「みんな、BK(ビーケー)と呼んでくれるので、そう呼んでほしい。同じ名字というのは初めて会いました。しっかりピッチングをして、7回まで投げきって(カイル・)ケラーにつなぎ、KKリレーができたらいい」と共闘を誓った。

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