2009年イチローと首位打者争いをしたマウアーがツインズの殿堂入り 来年は野球殿堂資格取得

スポーツ報知
ジョー・マウアー(AP)

 ツインズが3度首位打者を獲得した強打の捕手だったジョー・マウアーを、チーム史上38人目の球団の殿堂入りに選出したと発表。8月にセレモニーが行われる。

 背番号7は球団の永久欠番になっているが、ツインズがこのタイミングでマウアーの球団殿堂入りを決めたのは、マウアーが来年の米野球殿堂入り資格を得るためと思われる。強打の捕手として資格初年度選出の可能性もあるという。

 マウアーはミネソタ州セントポールと地元出身でアメリカンフットボールと野球で活躍していたが、2001年のドラフトで地元ツインズからいの一番指名を受けてプロ入り。2004年にメジャーデビューを果たし、ツインズ一筋で15年間プレー。最初の10年間は捕手、残りの5年間は一塁手やDHを務め、通算1858試合に出場して2123安打、打率3割6厘、143本塁打、923打点、捕手史上最多となる3度の首位打者に輝いた。中でも当時マリナーズに在籍していたイチローとハイレベルな首位打者争いをした2009年には、自己最高の3割6分5厘(イチローは・352)、最多の28本塁打、96打点もマークしてMVPに選出された。

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