【センバツ】専大松戸・平野大地、大会最速投手狙う「全国の舞台に立ってるピッチャーに負けない投球を」

専大松戸・平野大地
専大松戸・平野大地

 センバツ出場する36校が27日、決まった。

 専大松戸の最速151キロ右腕・平野大地(2年)が、大会最速投手になると誓った。全国大会デビューとなるセンバツへ向け、「大会最速を狙いたい。大阪桐蔭の前田選手や仙台育英の高橋選手、仁田選手のように全国の舞台に立ってるピッチャーに負けない投球をしたい」と速球勝負を宣言した。

 昨秋の関東大会準Vも、右肩や肋骨の不安からリリーフが中心で不完全燃焼。年内はノースローで回復を図りながら、下半身を強化した。その成果でブルペン投球では、まだ7~8割の力加減でも「球の質が上がった」と手応え。新たにフォークも習得中で、カーブ、スライダーなど変化球に磨きをかけている。過去のセンバツでの最速は153キロ。今大会最速に加え、センバツ最速の期待もかかる。

 かつて指揮を執った竜ケ崎一、藤代、常総学院(いずれも茨城)を含め、通算11度目の甲子園出場となる持丸修一監督(74)も「平野は先発で行こうと考えてる。大事な場面で速球勝負できる投球をしてほしい」と期待する。「僕は(同一大会で)2回勝ったことがないので、2試合勝ちたい」というベテラン指揮官に、エースも「目標はベスト8以上」と、同じく上位進出を目標に掲げた。

 ◆平野 大地 2005年7月9日、茨城・稲敷市生まれ。17歳。新利根小では竜ケ崎リトル、新利根中では取手シニアに所属し、捕手。高校進学後に投手転向。2年夏の4回戦、千葉英和戦で150キロを計測。2年秋に関東大会準優勝。181センチ、84キロ。右投右打。家族は両親と姉。好きなプロ野球選手はヤクルト・奥川。

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