【センバツ】注目は「4強」大阪桐蔭、広陵、仙台育英、報徳学園  大阪桐蔭連覇へカギは守備力

センバツ出場を決めて帽子を投げて喜ぶ大阪桐蔭ナイン
センバツ出場を決めて帽子を投げて喜ぶ大阪桐蔭ナイン

 大阪桐蔭、広陵、仙台育英、報徳学園の4強を智弁和歌山、沖縄尚学、履正社が追うと見る。

 大阪桐蔭は、昨秋の明治神宮大会で高校の部では初の2年連続優勝を飾った。エース・前田ら140キロを超える投手が6人もいる。大事な場面での失策が目立っただけに、守備力がセンバツ連覇へのカギになる。

 神宮大会で2年連続準優勝の広陵は、練習試合を含めて現チームは50勝1敗。ドラフト候補の真鍋を擁し、倉重、高尾ら好投手がそろう。仙台育英は昨夏の甲子園Vメンバーが8人も残る。高橋、湯田ら4投手が140キロを超える。報徳学園は盛田―堀のプロ注目バッテリーに加え、昨秋5本塁打の石野、俊足の岩本らタレントが豊富だ。

 智弁和歌山はハイレベルな近畿で大阪桐蔭、報徳学園に次ぐ力がある。沖縄尚学は神宮大会で仙台育英にサヨナラ負けしたものの、8回までは4点をリードして苦しめた。

 履正社は秋の大阪府大会で8戦4発の森田のほか、西、坂根ら個々の能力は高い。公式戦で2/3回しか投げていない最速147キロ右腕の中村ら投手陣の底上げができれば、ダークホース的な存在になる。(大阪アマ野球担当デスク・伊井 亮一)

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