ラグビー・リーグワンの東京ベイ(旧クボタ)は27日、第6節BR東京(旧リコー)戦(29日、江戸川)に向けたオンライン会見を行った。メンバーも発表され、左ロックにはリーグワン初先発となる堀部直壮の起用が決定。「タックル、アタック、ラインストと一瞬、一瞬のプレーに頑張って勝利をつかみたい」と意欲を示した。今年で入社3年目の堀部は191センチ、104キロの走攻守そろったプレーヤー。昨年は右膝前十字じん帯断裂の大けがを負い悔しいシーズンを過ごした。スタメンに限れば、一昨年3月のトップリーグ時代のホンダ戦以来の出場となる。
開幕から5節を終了してチームは4勝1分け、勝ち点「20」の2位と絶好調。大型FWで他を圧倒するスタイルには定評があり、ロック陣には2メート級の外国人選手がひしめく。日本人選手はサイズで劣り苦しいレギュラー争いを強いられるが「体格差は埋めることはできないので、プレーの質にこだわり勝負してきた。相手との接点の部分では強さを発揮したい」と抱負を口にし、勝利への貢献を約束した。