【センバツ】龍谷大平安4年ぶり42回目 97年準V左腕・川口知哉コーチ26年ぶり聖地

スポーツ報知
龍谷大平安の桑江駿成投手

 第95回センバツ高校野球の出場校が27日発表され、龍谷大平安(京都)は4年ぶり、センバツ史上最多を更新する42回目の出場を決めた。97年夏の甲子園で準優勝した川口知哉コーチ(43)にとっては26年ぶり、指導者として初めての甲子園出場となる。

 川口コーチは97年のセンバツで8強、同年夏に準優勝。同学年の井川慶、能見篤史(ともに元阪神など)と並び、高校生左腕“三羽ガラス”として注目を集めた。直球と落差の大きなカーブを武器に結果を残した川口氏は、4球団が競合の末、ドラフト1位でオリックスに入団。しかしプロの世界では結果を残せず、通算9試合登板0勝1敗の成績で、2004年に引退した。引退後は女子プロ野球などで指導者を務め、昨年4月より母校のコーチに就任した。

 注目選手は川口コーチが指導したサイド右腕・桑江駿成(2年)。抜群の制球力を武器に安定した投球を誇り、投手陣の柱を担う。遊撃手の山口翔梧(2年)は、今季公式戦で6割超えの打率をマークした好打者だ。春夏通じて76度目の甲子園出場となる名門が、かつて聖地を沸かせた川口コーチとともに頂点を狙う。

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