【オリックス】名リリーバー・増井浩俊が現役引退…日本ハム、オリックスで163セーブ158ホールド 昨季限りで退団

スポーツ報知
現役引退を決意した増井浩俊

 昨季限りでオリックスを退団した増井浩俊投手(38)が現役引退することが26日、分かった。NPB他球団でプレー続行する可能性にかけてきたが、2月1日のキャンプインを前に引き際を決断。13年のプロ野球人生に区切りをつけた。

 増井は静岡高から駒大、社会人の東芝を経て、09年ドラフト5位で日本ハム入団。150キロを超える直球と落差の大きなフォークを武器に、入団2年目だった11年に56試合で34ホールドを挙げた。12年は最優秀中継ぎのタイトルを獲得。45ホールドと50ホールドポイントは、今でもパ・リーグ記録だ。

 守護神として迎えた16年は、シーズン途中で先発に配置転換された。「増井のキャリアにとって、絶対にプラスになる」と背中を押してくれたのは栗山監督(現侍ジャパン監督)。10勝10セーブとフル回転し、チームの逆転優勝と日本一に貢献した。

 日本代表としても15年のプレミア12、17年のWBCに出場。同年オフにFA移籍したオリックスでは抑えだけでなく、20年には先発へ再転向した。若手の台頭もあり、昨年は自己最少となる2試合で0勝2敗。NPB史上初の「12球団勝利&セーブ&ホールド」は、ヤクルト戦の勝利だけを残して達成できなかったが、通算551試合で41勝47敗163セーブ158ホールド、防御率3・08の成績を収めた。

 150セーブ150ホールド以上は、過去4人しか成し遂げていない偉業だった。現時点で今後は未定。常に準備を怠らない姿は、後輩の手本であり続けた。日本ハム、オリックスで優勝4回、2度の日本一を味わった名リリーバーが、静かにボールを置いた。

 ◇増井 浩俊(ますい・ひろとし)1984年6月26日、静岡県生まれ。38歳。静岡高、駒大、東芝を経て、09年ドラフト5位で日本ハム入団。12年に最優秀中継ぎ。15年のプレミア12、17年のWBCで日本代表。17年オフに国内FA権を行使し、オリックス移籍。通算成績は551試合で41勝47敗163セーブ158ホールド、防御率3・08。181センチ、77キロ。右投右打。既婚。

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