神戸FW武藤嘉紀が26日、沖縄キャンプでオンライン取材に応じ、日本代表返り咲きへリーグ得点王を今季の目標に掲げた。
加入2シーズン目の昨季は、3月に左膝内側側副じん帯を損傷し長期離脱。7月にも右足首を痛めて戦列を離れたことが影響し、26試合出場で6ゴールにとどまった。「パフォーマンスが上がりきらず、チームに迷惑をかけた」と振り返ると、「今年は汚名返上。もっと上のレベルにいくにはタイトルが必要。得点王争いをしなくてはならない」と自身にプレッシャーをかけた。
A代表としては昨年7月に東アジアE―1選手権のメンバーに選ばれたが、右足首の負傷で辞退。日本が2大会連続で16強入りしたカタールW杯からも落選した。18年のロシア大会では1次リーグ・ポーランド戦に出場したストライカーは「W杯をテレビで見ていた悔しい気持ちはもちろんある。代表選手が活躍して『心からうれしい』だけで終わってしまっては上にはあがれない。悔しい気持ちをバネにして、もう一度戻りたい」と言葉に力を込めた。