J3・カターレ富山が必勝祈願 GK柴崎貴広が23年目のシーズンスタート

スポーツ報知
必勝祈願を行ったカターレの選手、スタッフら

 J3・カターレ富山は26日、富山市の日枝神社で、3月5日開幕のリーグ戦に向けて必勝祈願を行った。選手26人とスタッフ、フロントらが参拝し、悲願のJ2復帰を願った。FW高橋駿太(33)は「全員で必勝祈願に来ることが出来て、身の引き締まる思いです。練習が始まって2週間経つが、内容の濃い練習に取り組めています」と手応えをつかめば、小田切道治監督(44)は「来週から始まるキャンプを充実したものにして、リーグ戦では開幕ダッシュで勝利を積み上げていきたい」と意気込んだ。初詣のおみくじのことを聞かれると「吉だったと思うが、勝負運は最後に笑いが来ると書いてありました。最終的にチームが笑顔で終われるようにしたい」と明るい表情を見せた。

 30日に高知県で始まる春季キャンプに向け、闘志を燃やすのが、プロ23年目のシーズンに挑むGK柴崎貴広(40)だ。2001年に東京Vに加入し、横浜FC、FC東京を経て、昨季はSC相模原でプレーした。今オフには現役続行について、多くの人に相談したが、「まずは息子がやめるなと。まだ燃え尽きていないし、大きな怪我もなく、もっと頑張りたいという気持ちがありました」と昨年11月にはトライアウトに参加。Jリーグ、JFL、地域リーグのチームから誘いを受けた。「小学4年生の息子からは、(Jリーグの試合を放送している)DAZNに映らないとプレーが見れないと言われて…。僕はサッカーができる場所があればと思っていたのですが、カターレは魅力的でした」と、息子にも背中を押されて入団を決意した。

 トライアウト後も、怪我をしない体作りを心がけ、トレーニングを続けてきた。カターレでは今オフに主力GKが抜け、スタメンは白紙の状況。チーム最年長のレギュラー奪取に向けて、励みになるのは、やはり愛息の言葉だ。「子供もキーパーをしていて、一番のサポーターです。失点シーンでは、あれは止められたとか、ミスだとか、結構厳しく指摘されます」と苦笑する。

 05年と13年には、カズが在籍していた横浜FCでプレー。「とてもあれほど長くプレーできないですが、僕も頑張ろうと思えます。(カズは)サッカーだけを考える生活をしており、自分も見習ってサッカーに集中していきたいです」と柴崎。サッカー界のレジェンドをお手本に、新天地でさらなる飛躍を目指す。(中田 康博)

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