◆卓球 全日本選手権 第4日(26日、東京体育館)
女子シングルス4回戦で、平野美宇(木下グループ)は山本怜(十六銀行)に4―0でストレート勝ちした。
平野は25日に石川佳純(全農)と出場を予定した女子ダブルスを棄権すると発表。理由はインスタグラムで「足の不調」と説明していた。この日の4回戦後の会見で患部について「ちょっと前から足の甲に痛みがあったので、ダブルスの方は棄権させていただきました」と改めて状態を明かした。
昨年の前回大会も女子ダブルスの準決勝を棄権しており「2年連続で、私の不調で棄権という形になってしまって、(女子ダブルスでペアの)石川(佳純)選手には申し訳ないなという気持ちだけど(石川は)『お互いシングルスは頑張ろうね』と言って下さったので、まずはこのシングルスを頑張って大会を終えたいなという気持ちです」と話した。
24年のパリ五輪選考対象大会の一つ。「さらにこの大会が大事になってくる。ここからが勝負で、どんどん大事な試合になってくる。まずは1戦ずつ集中して、明日も勝ちきれるように頑張っていきたいです」と力を込めた。