アーセナルのミケル・アルテタ監督(40)がマンチェスターCと対戦するFA杯第4回戦の前日会見で”恩師”とも言えるグアルディオラ監督への思いを語った。
BBCをはじめ、英メディアが一斉に伝えたところによると、2004年の無敗優勝以来となるプレミア制覇を狙うアーセナルを率い、常勝のマンチェスターCと争うアルテタ監督は、マンチェスターC助監督として2016年から19年の3年間、心から支えたグアルディオラ監督への思いを明かした。
40歳青年監督はまず、アーセナルの監督に就任して以来「こうなることを常に願っていた。それが今シーズンになった。そしてこの状況が我々の友情を変えることはない。お互いに自分のクラブを守るため、全力で戦う」と語って闘志を燃やした。
その一方で、「奇妙な感じがする」と話して今季のライバル関係について戸惑いをあらわにすると、「私は常に彼(グアルディオラ監督)に最高の成功を願っている。しかしこのように同じものを求めて挑戦すれば、二人の間に何かが割って入ることもある」と続けて、バルセロナのユース時代から敬意を捧げてきたグアルディオラ監督に対する微妙な感情を明かした。
最後には「できることなら他の誰かと競いたい」とも付け加え、今も敬意を抱き続けるグアルディオラ監督との対戦の難しさを語った。