◆卓球全日本選手権 第4日(26日、東京体育館)
ジュニア男子決勝が行われ、萩原啓至(愛知・愛工大名電高)が、松島輝空(そら、木下アカデミー)にフルゲームの末、初優勝を飾った。
第1ゲームを11―6で先取すると、いくども長いラリーとなり、両者譲らない展開。ゲームカウント2―2の最終ゲームは10―10までもつれたが、萩原が最後は打ち合いを制し、あお向けに倒れ込んで勝利をかみしめた。
強豪・愛工大名電高2年生で、昨年11月のWTTユースコンテンダー・リニャーノ大会(イタリア)17歳以下のシングルスで、国際大会個人戦で自身初の優勝を飾っている。全日本選手権のジュニア男子では、これまで3度の16強が最高成績だった。
松島は20年、22年大会に続く、同種目で3度目の2位となった。