【高校野球】21世紀枠候補・由利、ビニールハウスで打力強化し吉報を待つ

スポーツ報知
室内練習場代わりのビニールハウスで練習する由利の選手たち

 センバツ高校野球大会(3月18日開幕、甲子園)は27日に選考委員会が開かれ、出場36校が決まる。東北地区の21世紀枠候補・由利(秋田)は昨秋、本塁打0本とパワー不足を痛感。課題克服へ取り組んできた冬場の成果を甲子園で見せるため、吉報を待つ。

 良い知らせは必ず届くと、由利の選手たちは雪が積もるなか練習を積んでいる。ほんの1週間前までは気温も高く、グラウンドは土の部分が見えるほどだったが、ここ数日の寒波で一面銀世界。それでも梶原琉生(るい)主将(2年)は「どんな環境でも、甲子園に出ることを考えてやってきました」と、意識を高く持って練習してきたと胸を張った。

 昨秋は県大会準優勝。初出場した東北大会でも1勝を挙げ、8強入りした。チーム打率も3割2分4厘と決して低くないが、公式戦で本塁打0本、三塁打も2本だけ。斉藤広樹監督(46)も「単打が多かったので、バントや走塁を絡めて確実に1点、1点重ねていく野球でした」と振り返った。

 冬場は例年以上にウェートトレに積極的に取り組み、下半身を中心に徹底強化。室内練習場の代わりとなるビニールハウスの中で、トス打撃や器具を使った筋トレ、縄跳びなど限られたスペースで鍛え上げてきた。梶原主将は「(バットが)振れているな、と感じる。早く外で打ってみたい」。昨秋とは違う姿を聖地で披露したいところだ。

 指揮官は大館鳳鳴を率いた11年、21世紀枠でセンバツに出場した実績がある。「監督さんから甲子園は楽しい場所だと聞いた。活躍する姿を思い浮かべています」と梶原主将。自分たちも聖地の土を踏むと信じ、発表の日を心待ちにしている。(有吉広紀)

 ◇センバツ高校野球・21世紀枠の選考方法 計3校が選ばれる。まず全国9地区から推薦された候補校のうち、北海道、東北、関東・東京、東海、北信越の5地区から1校を、近畿、中国、四国、九州の4地区から1校を選出。残った7校のなかから最後の1校を選ぶ。

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