【高校野球】東北、12年ぶりに出場濃厚な春の聖地は投手3本柱が軸

スポーツ報知
東北の投手3本柱となる(左から)秋本、ハッブス、根岸(カメラ・秋元萌佳)

 センバツ高校野球大会(3月18日開幕、甲子園)は27日に選考委員会が開かれ、出場36校が決まる。昨秋の東北大会準優勝で選出濃厚の東北(宮城)は、ハッブス大起、秋本羚冴(りょうご)、根岸聖也(すべて2年)の投手3本柱が軸となる。春は12年ぶり出場の甲子園で、東北の名を轟かせる。

 東北の秋の躍進を支えたのは頼もしい投手陣だ。宮城県大会は6試合でわずか2失点、東北大会も決勝以外は2失点以下。この冬は各個人が自らの課題に向き合う練習で鍛えており、佐藤洋監督(60)は「想像よりも皆、自分で考えて良くなってきている」とさらなる成長を感じている。

 エースのハッブスは最速145キロの直球が武器の本格派。秋は12三振を奪う試合もあった一方で、全7試合32回2/3で四死球15と多く「気持ちが前に出すぎて空回った」と秋の大会後は冷静さを持つ意識をつけた。「洋さん(佐藤監督)からも上に行くためには感情のコントロールが大事と言われた」とガッツポーズや雄たけびなどを抑える意識を持つと「自然と力みも取れて、いい球がいくようになった」。「春は“大人ハッブス”を披露したい」と意気込む。

 左腕・秋本は昨秋全10試合に登板して30回1/3を投げて防御率は驚異の0・00。「大崩れしない感覚をつかめた。秋の結果で自信がついた」と手応え。冬場は「もう少し球速が上がればもっと幅が広がる」と最速130キロ前後の直球の球速アップが目標。下半身強化や走り込みで鍛え「制球力と球速のバランスが取れたスタイルで甲子園でも挑戦したい」と目を輝かせる。

 3枚目に名乗りを上げるのは根岸だ。最速141キロと素質十分の右腕は「2人がたくさんインタビューされる姿がうらやましくて、悔しかったので負けたくない」と笑う。東北大会決勝では先発も四球で自ら崩れたことをきっかけに「考えすぎない」と意識改革。キャッチボールを丁寧に行うなど基礎も見直し「楽しいな、とか、口に出すとそうなると思って頑張ってきた」と前向きに生まれ変わり、春のマウンドで開花を目指す。

 秋は全試合で継投。聖地でも投手陣は総力戦で挑む。エース・ハッブスは「東北の野球を甲子園で披露できたらうれしい。皆で楽しみながら、信頼し合って戦いたい」と聖地でのプレーに思いをはせた。(秋元萌佳)

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