【日本ハム】加藤貴之が初ブルペン入り、新球ツーシームに手応え

スポーツ報知
沖縄・名護のブルペンで投球練習する日本ハムの加藤貴(カメラ・砂田 秀人)

 日本ハムの加藤貴之投手(30)が、新球を武器に昨季以上の成績を残しにいく。沖縄・名護での合同自主トレ2日目となった25日、加藤貴が初ブルペンに入り、77球を投じた。今年の開幕投手が決定している左腕は、これまで投げなかったツーシームを試し、手応えをつかんでいる。最少与四球11の日本記録を樹立した昨年を上回るべく、新たな武器の精度を高めていく。

 沖縄・名護のブルペンに、加藤貴の声が響き渡った。「新球、ツーシーム!」。宇佐見相手に36球、ブルペン捕手には41球の計77球を投げ、ツーシームの感覚も何度も確かめた。「1つでも球種は多い方がいいので」。昨季、与四球の日本記録を樹立した抜群の制球力を持ち、スライダー、カット、フォークなど多彩な変化球を操る左腕に、新たな武器が加わった。

 「ツーシームに近い」と言う球は投げていたが「そこまで自信はなく、そんなに多くは投げてない」と活用は少なかった。その中で取り入れた新球に「前のボールは怖かったが、ツーシームにした方がストライクゾーンにいく確率が上がる。自分でも手応えはある方だと思う」と好感触は得ている。「(打者の手元で)小っちゃく動けばいい」と持ち味の打たせる投球に生かしていく。

 3月30日の開幕・楽天戦(エスコンフィールドHOKKAIDO)での先発が決まっているが「意識は本当にまだない。まずは自分のことをやらないといけない。それからちゃんと開幕を迎えたい」と自己の研さんに集中している。その思いが、今年初の沖縄でのブルペンで77球という数字に表れた。「球数は投げたい方ですし、投げてフォームを固めるのは毎年やってることなんで」。新球を含め、積極的にマウンドに立ち、軌道を確かめながら腕を振っていく。

 チームはキャンプ初日の2月1日に紅白戦を実施するが、自身の登板は「まだまだ先だと伝えられたんで」と、逆算して調整を続けていく。目標に掲げる最少与四球の更なる更新、自身初の2ケタ勝利へ、自己のペースを貫き、最良の状態を築いていく。(砂田 秀人)

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