中日・鵜飼航丞外野手(23)が25日、2月1日からの春季キャンプで一塁守備にも挑戦することを明かした。本職は外野手だが、出場機会を増やし自慢の打撃を生かすため、立浪監督から指令を受けた。すでに一塁用ミットもメーカーに注文済みで「試合に出られるならどこでも守ります」と意気込んでいた。
2021年ドラフト2位で入団すると、昨季は新人で唯一開幕1軍入りし、59試合で4本塁打、16打点。シーズン途中で負傷離脱も、10月のフェニックス・リーグでは12球団トップタイの6本塁打と長打力も見せつけた。今季は大島、アルモンテらと左翼争いするとともに、主砲・ビシエドとの一塁争いにも挑む。
一塁守備は中京大中京高以来、5年ぶり。パワフルな打撃とともに、新境地の守備にも注目だ。