◆卓球 全日本選手権 第3日(25日、東京体育館)
混合ダブルスで前回優勝の張本智和(IMG)、早田ひな(日本生命)が4強に進出した。準々決勝でともに5月の世界選手権個人戦代表の篠塚大登(愛知工大)、木原美悠(エリートアカデミー)組に3―0で快勝した。
“はりひな”ペアが今大会の山場とみられた一戦に完勝した。初めて対戦した篠塚、木原組のサーブに出足は苦しんだが、試合の中で話し合いながら対応。第1ゲームを13―11で競り勝つと、次第にペースをつかんで3ゲームを連取。早田は「初めて対戦する相手で情報が少ない中で難しい部分もあったけど、2人で話し合いながら、終盤になるほど自分たちらしいプレーができた」と納得の表情を浮かべた。
初戦から4試合を危なげなく制し、2連覇まであと2勝とした。張本智は「今日のこのペアを乗り越えたのはすごく大きいこと。しっかり残り2試合、気を引き締めて戦えば優勝できると思うので、全力で変わらず頑張りたい」と2連覇への手応えを深めた。26日の準決勝は坂根翔大(関西アカデミー)、塩見真希(サンリツ)と対戦する。