寒風のなか(美浦)

スポーツ報知
京成杯を制したソールオリエンス

 こんばんは、坂本です。ようやく今週は、今年初めての美浦出張にやって来られました。

 しかし、すでにニュースなどで取りあげられているように、折りしも強力な寒波が日本列島に襲来。栗東トレセンは雪で調教にも影響が出たようですが、美浦トレセンも火曜日の夜から雪がちらついていました。幸い積もるようなことはなかったのですが、午前7時の調教時間の気温は氷点下4度を計測して、それはそれは冷え込みました。

 風も強くて耳が痛くなるほどで、今季初めて防寒用の耳当てを使いましたが、それだけでだいぶ違いましたね。いかにこの日が寒かったかを思い知らされましたが、時速70キロ近いと言われる馬上の競馬関係者の方々は、それこそ大変寒かったことでしょう。ちなみにあるジョッキーに聞くと、Wコースは寒さでカチコチになっていて、「走りにくいですよ」という声も。強風の影響もあって時計は出にくそうでしたが、とにかく無事故、安全を願うばかりでした。

 それではそろそろ本題へいきましょう。新年のあいさつをかねて取材してきましたので、まずは手塚厩舎のPOG情報からです。京成杯で重賞初制覇を飾った【ソールオリエンス(牡、父キタサンブラック)】は、すでに宮城・山元トレセンに放牧に出されています。「クラシックに向けて楽しみが膨らみますね」と水を向けると、手塚調教師は「次はもっと相手も強くなるし、大きなことは言えないよ」と謙遜しつつ、「でも、京成杯ならダービーは大丈夫かな?」とポツリ。3歳重賞の京成杯は、2歳重賞よりも賞金額が高いため、おそらくボーダー的に大丈夫でしょうが、やはり晴れ舞台を意識させるだけの素材なのは間違いなさそうですね。

 昨年末のホープフルSで3着に好走した【キングズレイン(牡、父ルーラーシップ)】は、報知杯弥生賞ディープインパクト記念(3月5日、中山)を始動戦に予定しています。「楽しみな牡馬がそろっていますね」とふると、「【レヴォルタード(牡、父エピファネイア)】もいるからね」との力強いひと言。こちらも報知杯弥生賞ディープインパクト記念を中心に、始動戦の候補を検討しているようで、目が離せない馬が多いです。

 その他では年明けの新馬戦で10着に敗れた【エイジアンスター(牡、父アジアエクスプレス)】は、2月4日の東京・未勝利戦(ダート1600M)で続戦です。ダートでオープンまで出世したアルタイル、20年の紫苑Sを勝ったマルターズディオサの半弟という厩舎ゆかりの血統馬で、手塚師は「今度はチークピーシーズを着けるし、2戦目で変わると思う」と、仕切り直しを強調します。

 先週の中山の未勝利戦で2着に好走した【ヤングローゼス(セン、父エピファネイア)】は、「ここ2戦とも、しっかりと走っているからね」と、ひとまず放牧に出されて、次走は2回中山開催の芝2200Mをイメージしています。

 また東京スポーツ杯2歳S10着で、放牧に出ていた【テンカノギジン(牡、父エピファネイア)】も帰厩してきていますね。まだ具体的な番組は決まっていないそうですが、2月11日の東京・1勝クラス(芝1400M)か、その翌週の2月19日の1勝クラス(芝1600M)あたりが候補とのこと。「距離を縮めるのは気性的にもいい」と、巻き返しを期待しています。

 あと今朝のネタとしては、朝日杯FSで3着に好走した鹿戸厩舎の【レイベリング(牡、父フランケル)】が、次走の共同通信杯(2月12日、東京)でMデムーロ騎手と新コンビを組むことが決まりました。圧巻のパフォーマンスをみせた東京コースで、どんな走りを見せてくれるのか楽しみですね。

 それでは今日のところはこのへんで。

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