WBC日本代表に選出されているヤクルト・村上宗隆内野手(22)が25日、栗山英樹監督から出場の打診を受けた直電のやりとりを明かし、世界一へ気持ちを高めた。
2021年の東京五輪では8番打者として、金メダルに貢献。WBCでは4番最有力候補に挙がる。栗山監督からは侍ジャパン選出にあたり電話で「日本を背負って戦ってくれ」と、オファーを受けた。プロ入り当初から、日の丸への思いは強かっただけに「前からWBCに出て活躍するぞ、って気持ちだったけど、よりいっそう世界一に向けて頑張っていこうと思った。みなさんにわくわくしてもらえるように頑張りたい」と全力プレーを約束した。
この日はアンバサダーに就任したビジネスツールを提供する「Lark Japan」の新CM発表会が都内の神田明神で行われ、自身も登壇した。世界を目指し、挑戦を続ける村上の姿が同社に共感され、CM起用が決定。正月に放映された富士フイルムに続いてCM出演は2社目となった。
同社が提供するツールではビデオ通話の自動翻訳機能があり、通訳なしで多言語での会話が可能となる。実際に使用し、「英語に弱いけど、翻訳機能がついてて、神です」と“村神様”のお墨付き。日本一奪還、リーグV3を目指す不動の4番がさらなる高みを目指す。(森下 知玲)