シャルケ・上月壮一郎がデビュー2戦目初得点で第2次森保ジャパンもある…J2京都で18戦無得点 21年退団

スポーツ報知
熱狂するシャルケのサポーターたち(ロイター)

◆ドイツ・ブンデスリーガ第17節 シャルケ1―6ライプチヒ(24日)

 昨年12月にシャルケとプロ契約を交わしたMF上月(こうづき)壮一郎(22)が、ホームのライプチヒ戦で0―4の後半11分に右足で決めてデビュー2戦目で初得点をマーク。試合は1―6で大敗したが、21年12月にJ2京都を契約満了となった苦労人アタッカーが、わずか1年で欧州5大リーグまでステップアップを果たした。シュツットガルトの日本代表MF遠藤航(29)は、敵地のホッフェンハイム戦で今季3ゴール目。試合は2―2で引き分けた。

 22歳の上月が、ブンデスリーガデビュー2試合目で早くも初得点をマークした。4点を追う後半11分、左からパスを呼び込むと、一瞬の判断で前方へと巧みなトラップでボールをコントロール。カタールW杯で注目を浴びたクロアチア代表DFグバルディオルを置き去りにしGKとの1対1でも冷静に右隅に転がした。

 格上相手に一矢報いるスーパーゴールだったが、流れを変えることはできず、後半35分に途中交代。チームが3連敗を喫したこともあり、自身のツイッターでは「残念な結果で本当に悔しいです。次の試合に向けて良い準備をします」とつづり、記念すべき初得点を手放しでは喜ばなかった。

 異例のキャリアを歩んでいる。当時J2京都のアカデミーから19年にトップ昇格したが、21年限りで契約満了となり退団。昨年2月にドイツ5部デューレンに新天地を求めた。そこで11試合で5ゴールを挙げ、4部昇格に貢献した。その後、昨年8月に4部で戦う現シャルケのU―23チームに加入。そこでも14試合で8得点とゴールを量産すると、W杯で中断中だった同12月に行われたトップチームの親善試合で3戦連発。猛アピールが実り、一気にプロ契約を勝ち取った。デビュー戦だった21日のフランクフルト戦でも、スピードを生かした突破で好機を演出。最下位に沈むチームにとって数少ない希望の光となっている。

 17年には17歳以下のU―17日本代表として、MF久保建英(Rソシエダード)らとU―17W杯に出場した上月。日本代表・森保一監督(54)は今月末から欧州視察を行う。久保だけでなく伊東純也(Sランス)、堂安律(フライブルク)らが右サイドの定位置を争うA代表への道は遠いが、ドイツで結果を出し続ければ、抜てきの機運は高まってくる。第2次森保ジャパンの新戦力として、名乗りを上げることができるか。

 ◆上月 壮一郎(こうづき・そういちろう)2000年12月22日、京都・宇治市生まれ。22歳。宇治翔FCから京都のU―15、U―18を経て19年にトップチームに昇格。高校3年生で2種登録されていた18年5月26日・横浜FC戦でJ2リーグ初出場。J2通算18試合に出場し無得点。181センチ、74キロ。利き足は右。

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