29歳のモンゴル出身の玉正鳳が十両初昇進 5部屋在籍で玉鷲の義弟 幕内目指す苦労人が「落合との対戦楽しみ」

スポーツ報知
新十両に昇進した玉正鳳(左)と片男波親方

 日本相撲協会は25日、東京・両国国技館で春場所(3月12日初日・エディオンアリーナ大阪)の番付編成会議を開き、玉正鳳(片男波)と落合(宮城野)の新十両昇進を決めた。モンゴル出身の玉正鳳は11年秋場所の初土俵から13年目で念願の関取になった。国技館内で会見した玉正鳳は部屋の閉鎖などで高島、春日山、追手風、中川、現在の片男波と5部屋に在籍した苦労人。今場所の戦いぶりを振り返り、今後の抱負を語った。

 報道陣に囲まれた玉正鳳は少し恥ずかしそうだった。「うれしい。関取になるまではちょっと長かったですね」と感慨に浸った。東幕下筆頭で挑んだ初場所で4勝3敗。3勝3敗で迎えた最後の一番で十両・照強を撃破し、関取昇進を確実にした。片男波親方(元関脇・玉春日)は「冷静だった。緊張している場面はなかったし、プレッシャーに対する鈍感力を感じた」と振り返った。

 姉は幕内・玉鷲(片男波)の夫人。義兄の玉鷲の付け人も務めたことがあり、「喜んでくれた。よかった」と笑顔がはじけた。兄弟子は幕内最年長となる38歳。玉正鳳は春場所を30歳で迎えるが「周りの外国人と比べると(関取に)上がるのが遅かったかもしれないが、まだまだ30歳。(玉鷲もいるので)若い気持ち」と前を向いた。

 同じタイミングで幕下15枚目格付け出しの落合がデビューから史上初めて1場所での十両昇進を決めた。初場所での対戦はなかったが「十両では対戦することもあるはずなので楽しみ。自分の相撲を取りたい」と真っ向勝負を宣言。目標は幕内になること。まずは春場所での勝ち越しを狙う。

 ◇玉正鳳萬平(たましょうほう・まんぺい)本名はエルデンビィーグル・エンクマンライ 1995年3月6日、モンゴル生まれ。初土俵は11年秋場所。しこ名は高春田、種子島、旭蒼来、玉正鳳と変更した。父はモンゴル相撲の先生で元・朝青龍、元・日馬富士などを教えていたという。得意技は投げ。189センチ、119キロ。

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