卓球全日本選手権の主催者は25日、女子ダブルスで前回4強の平野美宇(木下グループ)、石川佳純(全農)組が棄権したと発表した。26日の4回戦が初戦となる予定だった。関係者によると、平野の「けがのため」だという。ともにシングルスには出場予定となっている。
“かすみう”ペアは21年の東京五輪で抜群にコンビネーションを見せ、団体銀メダル獲得に貢献。世界ランク1位にも輝いた実績があった。前回大会は平野の体調不良のため準決勝を棄権。今大会で初優勝を目指していたが、2年連続で無念の棄権となった。
平野はその後、自身のSNSを更新。「私の足の不調により、棄権することにいたしました。大変残念ですが、シングルス戦に全力を尽くしたいと思います」と心境をつづった。