6度目で殿堂入りの名三塁手スコット・ローレン「自分が殿堂入りするとは思わなかった」

スポーツ報知
リモート会見するローレン氏

 米国野球殿堂は24日(日本時間25日)、ニューヨーク州のクーパーズタウンで2023年、全米野球記者協会会員による殿堂入り投票の結果を発表。MLBネットワークで生中継され、攻守に秀でた三塁手として、カージナルスなどで活躍したスコット・ローレン氏が、前年度の得票率63・2%から、投票数を伸ばし、候補入り6年目で76・3%を集めて、殿堂入りを果たした。

 ローレン氏は、自ら運営している子供を対象に野球教室を行う非営利団体「E5」(三塁手の失策)の帽子を被って、オンライン会見に対応。「チームのために、全力を尽くして戦ってきた。お世話になった全ての球団に感謝している。試合の流れに直接的に大きな影響を与える守備、走塁にこだわり、日々の練習を積んできた」と述べ、ゴールドグラブ8度受賞者のプライドを漂わせた。

 殿堂入りに必要な得票率は75%。今年の投票者は389人で、ローレン氏は297票を集め、得票数にするとわずか5票上回った形で、当選ラインを突破。2018年の1年目は得票率10・2%に留まり、初年度最低得票率からの殿堂入りとなった。

 フィリーズでデビューした1996年8月21日に敵地ドジャー・スタジアムでのドジャース戦で、先発・野茂英雄投手から放った先制2ランが、メジャー1号。以後、2012年まで17年間の現役生活で通算316号の本塁打を放った。

 「25年ほど前になるマイナー時代、大みそかにクーパーズタウンに立ち寄ったことが1度だけある。クールな場所だとは思ったが、まさか自分が殿堂入りするとは思わなかった。夏に家族と訪問することが楽しみ」と、特別表彰で選出された強打の一塁手フレッド・マグリフとともに参列する7月23日(同24日)の殿堂入り式典に思いを馳せた。

野球

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×