【オリックス】近藤大亮&阿部翔太が朝5時から地獄筋トレで目指す「キャリアハイ」

スポーツ報知
筋力強化に励むオリックス・近藤大亮

 オリックス・近藤大亮投手(31)と阿部翔太投手(30)が24日、“キャリアハイ更新”を誓い合った。ともに昨季、リリーフとしてリーグ連覇、26年ぶりの日本一に貢献。「常に進化できる一年にしたい」と話す救援コンビの超ハードな自主トレをオリックス担当の長田亨記者が見た。

 * * *

 近藤と阿部の朝は本当に早い。まだ外が真っ暗だった午前5時、大阪・羽曳野市内のトレーニングジム「Rebirth」に姿があった。今年から鈴木(K―鈴木)も加わり、午前4時前には起床するらしい。入念なストレッチから上半身、下半身と日々、部位ごとに筋力を強化。高重量で追い込むメニューでは思わず、うめき声が上がった。

 水分補給などをする程度で、完全な休憩はないようだ。「初めての時は死ぬかと思いました」と真顔で言ったのは近藤。「追い込んで追い込んで、最後に逆立ちで腕立てとか。阿部は最初、顔面から落ちました。腕に力が入らなくて…」とリアルを語ってくれた。

 筋肉が悲鳴を上げそうでも、屋外へ移動。キャッチボールで動きを確認し、すさまじい量のランニングで締めくくった。「睡眠で取れない疲労や体の硬さなど、一番分かるのが朝なので」。巨人・大勢も信頼を寄せ、ジムの代表を務める萩原淳由(あつよし)さん(37)は「超早出トレ」の狙いを説明。午前10時までの約5時間、ほぼぶっ通しだった。

 近藤は20年9月の右肘のトミー・ジョン手術によって昨年4月まで育成選手だった。阿部も一昨年は右肩痛で戦力になれなかった。「ここに来ていなければ復帰はできても、復活はできないと思います」と萩原さんに師事し、昨季はそれぞれ救援で32試合、44試合に登板。10月31日の日本一達成から5日後には、練習再開した意識の高さだ。「キャリアハイの成績を出す」というのが、日頃から仲良しの2人の目標。極上の切磋琢磨(せっさたくま)に触れ、さらなる飛躍を確信した。(長田 亨)

◆自主トレタイムテーブル◆

午前3時50分:起床

午前5時:ストレッチ、コンディショニング

午前6時:インナー強化、部位別で筋力強化 高負荷トレーニングなど

午前9時:屋外へ移動 キャッチボールで動き確認 階段ダッシュ ランニングなど

午前10時:ジム内でケア、治療など

■萩原さん、大勢含めて「3人とも活躍してくれるのがうれしい」

 ○…萩原さんもかつてBC・富山などに在籍し、投手としてプロを目指した一人だ。まず出会ったのが大商大の後輩でもある近藤。右肘のトミー・ジョン手術を受けたことをSNSで知り「一緒にやりましょう」とメッセージを送ったのがきっかけだった。近藤のリハビリ過程で阿部とも知り合い、昨年12月には沖縄で5日間の合宿。やはり練習はハードで、午前6時から午後11時まで及んだ。プロ入り前から支えている大勢も、巨人の守護神として飛躍。萩原さんは「それぞれが頑張って、結果を出してくれた。3人とも活躍してくれるのがうれしいですね」と声を弾ませた。

 

◆Rebirth(リバース)

▼住所 〒583―0846 大阪府羽曳野市東阪田233―1

▼活動 光線治療、パーソナルトレーニング及びスポーツチーム指導など

※インスタグラムなどでも情報を配信中

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