八村塁、レイカーズへ電撃移籍「レブロンになりたい」憧れの選手とチームメートに 25日スパーズ戦デビューも

スポーツ報知
八村塁

 NBA、ウィザーズの八村塁(24)がトレードでレイカーズに移籍することを両チームが23日、発表した。2019年に日本人初のドラフト1巡目指名を受けた八村は4季目で初の移籍。NBA最多タイの優勝17回、屈指の人気を誇る名門で憧れのスーパースター、レブロン・ジェームズ(38)と同僚となり、さらなる飛躍を目指す。

 最多優勝を誇る超名門レイカーズのロースターに「HACHIMURA」の名が刻まれる。ロブ・ペリンカ・ゼネラルマネジャーは「(成長が)上り坂にある選手」とし、八村の攻守両面のスキルを評価。「塁を迎えることができてうれしく思います」とコメントした。19年にドラフト1巡目(全体9位)指名でウィザーズに入団してから4季目。八村のキャリアが新たなステージへと移る。

 八村は今季でウィザーズとの契約最終年で、今年に入り度々トレードの可能性が報じられてきた。昨季に個人的な事情で出遅れた影響もあり、序列が低下した。22―23年は先発出場がなく、30試合で1試合平均13得点、4・3リバウンド。右足首のけがで一時離脱したが、自己最多30得点を2度記録していた。18日に米記者が「ジャズやサンズが興味」と報じるなど、ここ数日で一気に動き、21日には八村自身が「バスケ選手として、望んでくれるところでプレーしたい」などと話していた。レイカーズ入りは、まさに電撃だった。

 米記者によると、25日(日本時間26日)のスパーズ戦で新天地デビューの可能性がある。さらにレイカーズは、今夏で制限付きのフリーエージェント(FA)となる八村と契約延長する見込みであることも報じられている。

 レイカーズでは、憧れの選手とチームメートとなった。ジェームズはバスケを始めた中学の頃から画面を通して見てきた存在。雑誌のインタビューに「レブロン・ジェームズになりたい。チャンピオンリングを3個取る」と答えたことも。NBAの舞台で19年に初対戦し、今度は仲間に。ジェームズはかつて八村を「才能にあふれ、将来はNBAで素晴らしい選手になる」とたたえていたこともあった。

 今季のレイカーズは22勝25敗と苦戦し現在、西地区12位。2季ぶりのプレーオフ進出へ、攻守で八村の存在が鍵となる。活躍すれば一気にスターの仲間入りともなるチャンス。輝かしい八村のNBA第二章がスタートする。(小林 玲花)

 ◆ロサンゼルス・レイカーズ

 ▼創設 1947年。創設当時はミネソタ州ミネアポリスに本拠地があり、同所に湖(lake)が多かったことからチーム名が「レイカーズ」と名付けられた。48年にミネアポリス・レイカーズとしてNBA(当時はBAA)に加盟し、60年にロサンゼルスに移転。

 ▼アリーナ 約2万人収容の「クリプト・ドットコム・アリーナ」。総工費3億7500万ドル(約488億円)をかけて建設され、99年に完成。NBAのクリッパーズ、WNBAのスパークス、NHLのキングスも本拠地としている。

 ▼資産価値 米経済誌「フォーブス」によれば、2022年の資産価値は55億ドル(約7150億円)で、全世界のスポーツチームで10位。NBAでは、58億ドル(約7540億円)で全体6位タイのニックス、56億ドル(約7280億円)で全体8位タイのウォリアーズに次ぐ3位となっている。全体首位は、NFLのダラス・カウボーイズで80億ドル(約1兆400億円)。

 ▼連勝記録 71年11月~72年1月に、現在も破られていない米プロスポーツ史上最長の33連勝を達成。約2か月間、無敗を続けた。シーズンは69勝(13敗)で勝率8割4分1厘。プレーオフでも、ファイナルでニックスを破り頂点に立った。

 ▼優勝回数 通算17度優勝し、セルティックスと並びNBA最多。

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