【巨人】元ブルージェイズの22歳ルシアーノと育成契約…「第2のメルセ」出てこい!外国人も育成で底上げへ

スポーツ報知
エルビス・ルシアーノ(ロイター)

 巨人は24日、元ブルージェイズのエルビス・ルシアーノ投手(22)と育成選手契約で合意したと発表した。推定年俸1000万円で背番号「035」。ブルージェイズ時代の19年に19歳1か月でメジャーデビューを果たし、2000年代生まれ最初の大リーガーとなった逸材。同年は25登板で1勝0敗、防御率5・35の成績を残すも、その後は右肘クリーニング手術もありマイナーでプレーしていた。

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 ドミニカ共和国出身で身長190センチ、95キロの長身右腕。現在は体調面の問題なく常時150キロ台前半の速球を投げられる。フォークのように縦に落ちる高速チェンジアップが武器で、スライダーも操り、先発として成長が期待される。球団を通して「とてもうれしいです。チームが勝つために100%を尽くす準備ができています。ジャイアンツ関係者の皆さんに感謝します」とコメントした。

 ルシアーノ獲得の裏には「外国人も育成」という巨人の方針がある。19年に19歳でメジャーデビューした逸材だが、右肘クリーニング手術もあり大リーグ登板は同年のみ。完全回復した今オフ、米マイナー契約のオファーがあった中で、本人の「日本でプレーして成長したい」との強い希望と球団の意向が一致した。

 巨人ではメルセデス(今季からロッテ)という成功例がある。故郷ドミニカ共和国内で行われた球団トライアウトに合格した左腕は17年に育成選手で入団。その後、支配下登録され昨年まで1軍で29勝を挙げた。

 現在は俊足強肩の内野手デラクルーズと強打の大型外野手ティマが育成選手で在籍。ともにドミニカ共和国出身の18歳と若く、球団の教育プログラムで日本語や日本文化も猛勉強。練習中の声出しを日本語で行うなど日々、成長している。

 球団48人目の育成選手となる22歳のルシアーノは先発も救援も可能で伸びしろは無限大。支配下登録選手は57人で上限の70人まで13枠ある。激しいチーム内競争の中で日本の細かい野球を学び、さらなるレベルアップが期待される。(巨人担当キャップ・片岡 優帆)

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