ソフトバンクのホセ・オスーナ外野手が23日、ペイペイドームで入団会見を行った。開口一番、「ワタシハ、ホセオスーナデス」と日本語であいさつして報道陣をなごませた。
2007年3月27日生まれの15歳は「打撃で長距離の打球を打てること。あとは肩が強くて、守備にも自信があります」とアピール。ニックネームは日本語で「クマ」。幼少期から体が大きかったことなどが理由で、米大リーグ・ブレーブスで20年に本塁打と打点のナ・リーグ2冠王に輝いたマーセル・オズナ(オズナはオスーナの英語風発音)はいとこだという。
三笠GMは「筑後を中心とした育成の環境の中で切磋琢磨して日本、世界を代表する選手になってもらいたい。長打力があって身体能力が高い。日本人でいうと秋山幸二さんみたいに、足もあって肩も強くて、長打力がある。トリプルスリーを達成するような選手だと思います」と期待を込めた。
プロ野球史上、最年少選手は、1936年に15歳で名古屋(現中日)にテスト入団した西沢道夫投手。翌37年9月5日に16歳0か月で最年少出場を果たした。
野手では森本清三が43年5月に17歳1か月で最年少出場している。