東京都の小池百合子知事は23日、都庁で行われた第33期東京都青少年問題協議会第1回総会に出席し、あいさつを行った。
1953年に発足された会の冒頭で小池氏は「青少年は大いなる可能性を秘めたかけがえのない存在、次の時代を担う公共の宝、国の宝だ」と述べた。
また近年、悩みを抱えた青少年がSNSを通じ居場所を求めて繁華街に集まり児童売春の被害にあうなどの事案に触れ、「こうした状況が青少年の健全な成長や私たちの未来に深刻な影響を与えることは言うまでも無い。対策の検討が喫緊の課題である」と述べた。
また委員に対し「様々な角度からの検討が必要。委員の皆さんの専門的な立ち場、そして経験から幅広い議論を展開していただきたい」と挨拶した。