J1札幌MF駒井善成 左膝前十字じん帯損傷からの復帰へ着々と前進

自転車マシンを使ってトレーニングするJ1札幌MF駒井
自転車マシンを使ってトレーニングするJ1札幌MF駒井

 昨年10月8日の福岡戦(札幌ド)で左膝前十字じん帯を部分損傷したJ1北海道コンサドーレ札幌MF駒井善成(30)が、完全復活へ、キャンプ地・沖縄で着実に歩を進めている。

 23日、金武町で行われた全体練習の横で、駒井は自転車マシンをこぎ、重りを持ってのスクワットなど、トレーニングに励んでいた。負傷箇所の左膝には大きなテーピングが巻かれているが「無理しない程度にしっかりやることはやれている。患部もいい方向に向かっているので」と悲壮感はない。

 発表は部分損傷も「実際はじん帯が半分、切れていた」。手術も選択肢に入れたが、同じじん帯損傷の経験を持つパーソナルトレーナーと相談。「出血もなかったし、まずは様子を見よう」と経過を観察し、メスを入れない保存療法を選択した。「今は誰が見ても手術は必要のないところまで良くなっている」と患部の状態は確実に上向いている。

 駒井は言う。「今も実際には走ろうと思えば走れる。ただ急いでぶり返しても良くないから。今は我慢の時だと言い聞かせている。動けるところをあえて動かずにやっている分、いったん、グラウンドに入ったら復帰は早いと思う」。”走り解禁“の照準は、2月9日からの熊本キャンプに合わせている。「さすがに(同18日の)開幕は難しいが、早い段階で戻れるかと」。そうプランを思い描いた。

 ピッチへ立った時にどんなプレーをするか。その際、1つのこだわりを強く胸に刻んでいる。「絶対にびびらずにプレーしたい。そこまで一生懸命にリハビリして、トレーニングして臨むのだから、またケガしたら仕方ないくらいの気持ちでやろうと。自分で腹をくくって保存療法を選んだのだから、しっかり復帰の時に向けてやっていきたい」。絶対的主力を務めている中で訪れた、予期せぬアクシデント。悔しさはあったが、下を向いてなどいない。駒井の視線は、常に前だけを見ている。(砂田 秀人)

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