DF上島拓巳「リスクをおかしてでもまずはトライ」横浜FMの攻撃的CBへ、マスカット監督の直接指導も

横浜FMのDF上島拓巳
横浜FMのDF上島拓巳
横浜FMマスカット監督と熱心に話し込むDF上島拓巳
横浜FMマスカット監督と熱心に話し込むDF上島拓巳

 横浜FMは23日、宮崎県内でのキャンプ8日目を迎えた。午前練習後、今季柏から加入したDF上島拓巳はマスカット監督と約10分の個人練習。熱心に話し込み、指揮官も身ぶり手ぶりで様々なことを伝えていた。攻撃的スタイルの中でハイラインを敷き、ビルドアップの精度も求められるセンターバックでのプレーに、上島は「新鮮。まだまだ成長できる」と充実感を漂わせた。

 空中戦、対人の強さや正確なパスを武器とする新加入DF。昨季JリーグMVPに輝いたDF岩田智輝が海外移籍したこともあり、かかる期待は大きい。「自分らしいセンターバック像をつくりたい」と意気込み、キャンプに臨む。

 21日に行ったヴェルスパ大分との練習試合(30分×3本、3―0)では、2本目の15分まで出場。「主導権を持って攻撃も守備もやっていくので(柏時代とは)すべて変わった」。今季初の実戦とあり、スピード感やチームのやり方に適応することを強く意識。同時に、後方から声を張り上げて味方を動かす姿勢も見られた。

 課題は多く出たが、トップ下への鋭いパスを送るなど、随所に持ち味を発揮。監督からも「やろうとするところはやってくれている。縦パスのところで常にマルコス(ジュニオール)を意識しているのはいいことだから続けてと言われた」。25日のJ2金沢戦に向けて助言があったという。「今は練習試合なので、リスクをおかしてでもまずはトライしてみるところを意識しているし、背後を取られてもそのあんばいを探っていくという面では、まずやってみよう」と前に出るタイミング含め、周囲とコミュニケーションと取りながら果敢に挑戦していくつもりだ。

 実戦を終えて明確に出てきた課題もある。

「サイドバックとボランチを押し出すのは自分の役割。少し足りてない部分もあったので、連係というよりコーチングの質、タイミングはあるかなと」

「あと一歩二歩ラインを上げてほしいというのがあったので、自分では上げているつもりだったけど、それ以上を求められているんだと、新鮮」

 日々の練習のレベルの高さも改めて実感している。「(練習の)強度もだし、狭いスペースとスピード感の中で自分はパスミスがあったり、判断のところで遅れたりがあったけど、逆に試合のほうがスペースや時間があって。練習でもっと余裕を持てるようになれば上にいけると思う」と1日1日積み重ねていくことを誓う。

 「次のW杯を見据えて移籍を決めた。このクラブで結果を出していけばおのずと道はひらけてくる」と26年北中米W杯への炎も燃やす25歳。プレーの幅を広げ、激しいポジション争いでもまれ、チームの勝利に貢献するセンターバックを目指す。

横浜FMのDF上島拓巳
横浜FMマスカット監督と熱心に話し込むDF上島拓巳
すべての写真を見る 3枚

サッカー

個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真 法人向け紙面・写真使用申請 報知新聞150周年
×