冨安後半開始から出場、2点目アシスト! ロスタイムを含め50分間躍動し、3-2勝利に貢献

スポーツ報知
決勝ゴールを奪い喜ぶエンケティア(ロイタ-)

◆プレミアリーグ アーセナル3-2マンチェスター・U(1月22日、英国・ロンドン/エミレーツ・スタジアム

 プレミアリーグの公式戦が前日に引き続き3試合行われた。日本代表DF冨安健洋(24)が所属するアーセナルはホームでマンチェスター・Uと対戦。首位と4位の対決となった強豪対決で冨安はベンチスタートとなったが、前半にイエローカードをもらったホワイトと交代して後半の頭から出場。ロスタイムを含め、50分間の激しい攻防戦を戦い抜き、3-2勝利に貢献した。

 かつてはベンゲル監督とファーガソン監督がぶつかり合った黄金のカード。近年はマンチェスター・Cとリバプールの対戦がリーグ屈指の試合となっていたが、アーセナルがしっかりと首位をキープして、久々にマンチェスター・Uとの対戦にプレミアを代表する強豪対決のオーラが漂った。

 今季、ここまでわずか1敗のアーセナル。しかしその唯一の敗戦は9月4日に行われたマンチェスター・Uアウェイのオールド・トラフォードで喫していた。またこの試合の直前にマンチェスター・Cがハーランドのハットトリックでウルバーハンプトンを3-0で粉砕。勝ち点差を『2』まで詰められて、2連覇中の王者の足音が背後に迫っていた。

 キックオフ直後からアーセナルが積極的に攻めた。90分間のポゼッションはアーセナルの58%対42%。シュート数に至っては25対6。首位を快走するホームチームが完全に優位に立った試合だった。

 データーに反して先制はマンチェスター・U。前半17分、イングランド代表FWラシュフォードが右足で豪快なミドルシュート放って、敵地で1点をリードした。

 アーセナルもすかさず反撃した。前半24分、左サイドからジャカが放ったクロスにゴール前に飛び込んだエンケティアが頭を合わせて同点。強豪対決がますますヒートアップした。

 冨安は後半開始と同時に出場。右SBで先発したホワイトが絶好調のラシュフォードと対峙し苦戦。イエローカードも受け取っていたことで、アルテタ監督が日本代表DFを後半の頭から起用した。後半8分、右サイド深く進出した日本代表DFが後方にいたサカにパス。ここからイングランド代表FWが中央にカットインすると、自慢の左足を振り抜き、対角線上の左サイドに豪快なシュートを決めた。冨安に今シーズン初の幸運なアシストが記録された。

 試合はここからさらに一転。マンチェスター・Uがコーナーキックから同点弾を奪った。後半14分、左サイドからのコーナーをアーセナルGKラムズデールが中途半端にクリア。このボールにマンチェスター・UDFマルティネスが直接頭を合わせて2点目をゲット。2-2の同点として試合を振り出しに戻した。

 アーセナルは試合終了間際の後半45分、ゴール前にいたエンケティアが浮き玉になったボールに右足を振り上げて押し込み、勝ち越し。土壇場で3点目を奪って、熱戦に決着をつけた。冨安は試合終了のホイッスルが響くと、歓喜の表情で次々とチームメイトと抱き合い、後半の最終分に奪った決勝点で強敵を葬った勝利の余韻に酔った。

 アルテタ監督もこの勝利には「決勝弾を追いかけて、追いかけて、最後につかんだ美しい勝利。危険なマンチェスター・Uを相手に焦りや不安の感情をよくコントロールした」と語り、手放しで勝ち点3を喜んだ。これでアーセナルは19試合を戦い、勝ち点を『50』まで伸ばして、20試合を消化した2位マンチェスター・Cとの勝ち点差を再び『5』に広げてがっちり首位をキープした。

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