ロッテがオリックスを戦力外となっていた沢田圭佑投手(28)を育成契約で獲得することが22日、分かった。
沢田は大阪桐蔭時代に藤浪らと春夏連覇を達成し16年に立大からドラフト8位でオリックスに入団。最速152キロの力強い直球を武器に1年目から13試合に登板。18年には中継ぎとして47試合に登板し8ホールド、防御率2・54をマークするなどブルペンを支えた。19年には28試合で17ホールドをマークしたが右肘の故障により登板数は減少。昨年6月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、1軍出場がないまま、戦力外となっていた。
チームは東條や小野ら経験のあるリリーフ陣はいるものの、勝ちパターンを担ってきたオスナ、ゲレーロの抜けた穴は大きく、層を厚くすることが最優先だった。まずは支配下を目指し、28歳右腕が新天地で再スタートする。
◆沢田 圭佑(さわだ・けいすけ)1994年4月27日、愛媛県生まれ。28歳。大阪桐蔭で12年に甲子園春夏連覇。立大を経て16年ドラフト8位でオリックス入団。昨オフに戦力外となった。通算126試合7勝6敗31ホールド、防御率3・49。178センチ、96キロ。右投左打。