高橋由伸氏、フルスイングの原点は「全部引っ張りなさい」との助言…神奈川学童野球指導者セミナーで講演

スポーツ報知
神奈川学童野球指導者セミナーで特別講演の講師役を務めた高橋由伸氏(カメラ・加藤 弘士)

 スポーツ報知評論家の高橋由伸氏(47)が22日、横浜市南公会堂で行われた第4回神奈川学童野球指導者セミナーで講師を務め、自身の少年時代について経験談を語った。

 千葉の出身だが、高校は名門・桐蔭学園、大学は慶大と青春時代の7年間、神奈川で野球道に突き進んだ。「当時の神奈川が200校を超える激戦区だったことも知らずに入学してしまいました。今では第二の故郷です」と集まった神奈川の学童野球指導者や関係者たちに語りかけた。

 野球を始めた当時を振り返り、「庭に竹が生えていたのでそれを取って、背丈より長い竹の棒を振っていた。腕力もなかったので、体全体をどう使えば振れるのか、自然と覚えていったと思います」と“竹効果”で全身を使うスイングが身についたと話した。

 父・重衛さんからの助言は「全部引っ張りなさい」だけ。「加減をするのではなく、めいっぱい振って、めいっぱい飛ばすことを考えていた。引っ張るとは振り切ること。最後まで体を使い切るという指導が、今となっては良かったのかなと思います」とフルスイングの原点を明かした。

 同セミナーはコロナ禍で21、22年と実施できなかったが、3年ぶりに開催。「スポーツ障害の予防」をメインテーマに、専門医が集結してトークセッションを行うなど、子供たちが故障なく元気いっぱいに野球が続けられるよう、様々な提言がなされた。4時間にわたって白熱したトークが展開される、「野球王国神奈川」ならではのひとときとなった。(編集委員・加藤 弘士)

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