スティング、グレート・ムタへ惜別メッセージ…「限界を超えさせられた…ありがとう」…1・22横浜アリーナ

スポーツ報知
グレート・ムタとスティング(写真右端、カメラ・今成 良輔)

◆プロレスリング・ノア「ABEMA presents GREAT MUTA FINAL ” BYE―BYE”」(22日、横浜アリーナ)観衆8433

 プロレスリング・ノアは22日、横浜アリーナでグレート・ムタのラストマッチ「ABEMA presents GREAT MUTA FINAL ” BYE―BYE”」を開催した。

 ムタは、ラストマッチで90年代のWCWで抗争を展開したスティングとタッグを結成。この2人にダービー・アリンが加わり白使、AKIRA、丸藤正道と対戦した。

 ムタは、武藤敬司の化身として1989年4月2日、WCWのルイジアナ州ニューオリンズ・ルイジアナ・スーパードームでのスティーブ・ケーシー戦で観客の前に初登場した。グレート・ムタは初めて観衆の前に登場した。WCWでトップヒールに駆け上がり、抗争を展開したのがスティングだった。

 2人の試合は、90年代初頭のWCWを支えるドル箱カードとなった。日本でも新日本プロレスのリングで対戦。92年1月4日の東京ドームではタッグを結成しスタイナーブラザーズと戦ったこともあった。

 今回、ムタのラストマッチに駆けつけたのは昨年9月21日、「AEW」のニューヨークのアーサー・アッシュ・スタジアムで椅子に縛られたスティングをムタがサプライズ降臨し救出。この恩返しで横浜アリーナに参戦した。スティングの来日は、レックス・ルガーと組んでアーン・アンダーソン、ロード・スティーブン・リーガルと対戦した96年9月23日の新日本・横浜アリーナ大会以来、およそ27年ぶりだった。

 試合はムタが22分23秒、閃光妖術で白使をフォールしラストファイトを飾った。試合後、ムタとタッグを組んだスティングは「これで日本は最後かもしれない。日本に来ることができてうれしかった」とかみしめた。さらに「数々の名勝負を残した日本で試合をでき、ムタと一緒に試合をすることができてうれしく思う」と繰り返した。

 その上でムタの存在を「ムタとの試合では限界を必ず超えるようなことをさせられた」と振り返り「本当にありがとうございました」と感謝していた。

 ◆スティング 1959年3月20日、米国ネブラスカ州生まれ。63歳。85年にデビュー。86年にスティングに改名し90年代にはWCWでグレート・ムタとの抗争で人気を獲得。WCW崩壊後の2000年代にはインディー団体を渡り歩き、TNAに参戦。14年にはWWEと契約。16年に一度、引退するも2020年にAEWで復帰する。日本マットでは全日本、新日本に参戦した。得意技は、スコーピオン・デスドロップ、スコーピオン・デスロック。身長191センチ、体重114キロ。

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